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インドネシア地震による文化財への被害

2004年12月26日に発生したスマトラ沖地震により甚大な被害を被ったインドネシアニアス島から復興支援を求める声が届きました。

NPO 円座では、文化財の復興支援に活動を絞り、2005年5月に「インドネシアニアス島文化財復旧支援プロジェクト」を立ち上げましたが現地との通信もままならぬ状況から、現地に対してまずはパソコンを提供し、通信の確保を目指すことにしました。

趣旨に賛同を得て、同年6 月、ノートパソコン4 台の提供を受け、速やかな発送を試みましたが、NPO 規約に抵触することや、諸状況の変化から、NPO 円座の定款変更、新たな受け入れ組織の確保が課題となりました。

定款変更を受けパソコンの提供へ

2006年1月、かねて申請中の NPO 円座の定款変更が認証され、これを受けて前年8月から交流を重ねてきた海外協力の先達「三鷹国際交流協会(MISHOP)」にノートパソコンの寄贈に関するお願いを致しました。その結果、MISHOP 内スタディーツアーの会が派遣する第2次ニアス訪問団に委託できることが決定し、7月1日調査団壮行会席上で4 台のノートパソコンを委託することができました。


ノートパソコンは初めての人も

パソコン贈呈式の模様

MISHOP スタディーツアーの会
左:代表 新津晃一氏
右:ニアス訪問団 小高武甫氏

ニアス島の伝統家屋