開催報告
島根県三隅町立石正美術館(現 浜田市立石正美術館)ギャラリーにて、2003年10月11日~24日の期間、円座会員の日本画家による企画展「円座展」が開催されました。
今展覧会では、第一線で活躍する4人の日本画家、杉本洋、中堀慎治、山下まゆみ、平坂常弘の作品の紹介と、三隅町の伝統的工芸品「石州和紙」を使った日本画の展示、そして参加作家による石州和紙を使った扇子製作のワークショップを開催。企業メセナ協議会認定となりました。
また、展覧会に併せて関東在住の会員たちによる島根県への研修旅行も行われ、萩焼きの窯元の見学と作陶、島根県の伝統芸能である石見神楽、雪舟が築庭したと伝えられる小川家雪舟庭園の見学、石州和紙の紙漉き体験など、島根県の文化に触れる貴重な体験を提供する場としても有意義な旅となりました。