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梅に捧げる

この里の梅の木は、はるか昔から人々の営みとともに在りました。
春の訪れとともに咲くたくさんの花は、美しく里を彩り、梅雨前に実る青々とした果実は梅干しや果実酒など、いろいろな食べものへ手作りされるなど・・・・梅の木は季節の移り変わりを知らせるとともに、生活の中に様々な恩恵をもたらし大事な役割を担ってきたのです。

しかし数年前に、そんな大切な梅の木に重大な感染症が発見され、惜しまれつつも青梅の里からその大半が失われると言う出来事がありました。

梅の木の存在とはどんなものだったのか、在りし日の梅はどんな姿をしていたのか、当たり前にあったものが無くなることはどういうことなのか・・・

参加作家がそれぞれのアプローチで今はなき「梅に捧げる」。
それが2016年の青梅アート・ジャムのテーマです。


記録誌 [PDF|6MB]

開催期間

2016年9月17日 (土)〜11月13日 (日)

参加作家

青野 正(金属彫刻), 阿部 静(旅作家), 池田 菜摘(絵画), 伊藤 光治郎(木彫), 井上 廣子(造形作家), うるまでるび(アニメーター), エバレット・ブラウン(湿板光画家), 海老原 露巌(書), 江見 高志(金属彫刻), 奥野 誠(彫刻), 塩野 圭子(型絵染), 杉本 洋(日本画), 鈴木 寿一(陶芸), 鈴木 ひろみ(版画), 田中 毅(石彫), 長倉 陽一(日本画), 中所 宣夫(能), 平井 一嘉(石彫), 山口 幹也(木彫)

活動内容

展覧会

9/17(土)~ 11/13(日) ※月曜休館
9:00 ~ 17:00(入館 16:30 まで)
「梅に捧げる」展
展示作家: 青野 正 伊藤 光治郎 井上 廣子 うるまでるび  エバレット・ブラウン 海老原露巌 江見高志 奥野誠 塩野 圭子 杉本 洋 鈴木 寿一 田中 毅 平井 一嘉 山口 幹也
会場:青梅市立美術館

御岳山頂展示

9/ 17(土)~ 11/13(日)
御岳山 野外彫刻展」展示場所:御岳山宿坊 と 参道
展示作家:青野 正 、奥野 誠 、田中 毅 、平井 一嘉
青梅アート・ジャムの作家が、武蔵御嶽神社へつづく御岳山宿坊の町並みに、ささやかながら野外彫刻作品を展示いたします。

展示処 青ジャム

9/18(日)~10/23(日)10:00~15:30 おもに土日祝のみ開館
会場:御岳登山鉄道 大展望台休憩所2F
展示作家:阿部 静、池田 菜摘、鈴木 ひろみ、長倉 陽一、山口 幹也、鈴木寿一、平井 一嘉
若手の作家を中心とした作品展示と販売、石臼作品でお茶やコーヒーを挽くワークショップを開 美術館休館 催いたします。梅にまつわるお菓子とともにお楽しみください。その他にも保存食のワークショップ など開催予定です。詳しくはFacebookをご確認ください。

ギャラリートーク「梅に捧げる」

ー 勅使河原 純 先生を招いて ー
9/22(木・祝)14:00 ~ 16:00
参加費・申込不要(要入場料)
会場:青梅市立美術館 展示室
元世田谷美術館主任学芸員、美術課長、学芸部長、 副館長を歴任され、現在美術評論事務所JT-ART- OFFICE代表の勅使河原純先生を招いて、参加作家全 員によるギャラリートークを開催いたします。

山頂カルチャースクール

「御岳山を描こう」講師:杉本 洋
9/24(土)10:00 ~ 25(日)16:00
集合場所:御岳登山鉄道御岳山駅前
宿泊:西須崎坊 蔵屋
参加費:15,000 円(1泊2日)
定員:15 名
持ち物:水彩画セット(筆、絵の具、雑巾、筆洗)、スケッチブック、鉛筆、色鉛筆、パステル等、弁当、飲み物、タオル
受付締切 : 9/18(日)まで
申込先:TEL & FAX 03-6321-3424・青梅アート・ジャム事務局 まで

「能を学ぼう」講師:中所 宜夫

9/24(土)14:00 ~ 25(日)17:00
宿泊 & 会場:駒鳥山荘
参加費:15,000 円(1泊2日)
持ち物:白足袋(貸し出しあり)、宿泊用具
定員:50 名
受付締切 : 9/18(日)まで
申込先:TEL & FAX 042-550-4295・中所宜夫能の会 まで

陶芸ワークショップ 講師:鈴木寿一

「梅をテーマに茶碗を作ろう」
10月1日 (土)14:00〜16:30
「梅をテーマに白いお皿に絵付けをしよう」
10月15日 (土)14:00〜16:30

参加費:各700円
定員:各20名
対象:小学校4年生以上
持ち物:タオル、鉛筆、消しゴム、多少汚れてもいい服装
申込み先:TEL・FAX 03-6321-3424 青梅アート・ジャム事務局まで
受付締切:先着順